就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

客先常駐を恐れるな!

さすがに7月ともなると内定貰って、違うことをやっている人も多いでしょうね。そして焦っている人も多いでしょう。

 

今回は新卒で内定が決まったものの研修後は客先かと内定ブルー的なものに陥っている方、中途採用で常駐となると避けたくなる方へのメッセージです。

 

さて、客先常駐となる職種というと、IT関係をやっていた私がイメージするのは運用・保守・維持管理業務・導入構築・ITコンサルという名の構築メンバーといったところでしょうか。業界問わず、事務系で経理などで常駐というパターンもあるみたいですね。私の前の職場は総務がアウトソースされていました。

 

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私自身もかれこれ合算で10年弱ほど客先常駐をしていました。10年弱で3社。1社目が1年で、2社目が8年、3社目は1年未満。長い人は10年をはるかに超えて常駐している人も私の周囲にいました。1社で15年以上という人も。

客先常駐はProjectの形式だと数か月程度が多いかもしれません。大型のものでも2~3年がよくあるところでしょう。運用・保守・維持管理業務といった内容だと基本的に数年のオーダーで常駐しますよね。経理等はどうなんでしょうか。私の知る範囲ではやはり数年が多いみたいです。

 

実は15年を超えて常駐していた人は自分から望んで常駐をしていたと聞いています。常駐はうまくいけば社内によるより居心地が良く、ワークライフバランスの観点でも働きやすい場合もあるのです。

 

常駐によって受ける制約・デメリット

  • 社内にいるよりも福利厚生面で恩恵を受けにくい。(医務室がお客様の持ち物で遠慮など)
  • 社内の郵便物が手元に届くまで時間も手間もかかる。逆に社内に送るのも手間。
  • 部課の定例会議のために毎回自社に戻る必要がある。
  • 自社の社食よりお客様先の食事が高いこともある。
  • 身内が数名で居心地が悪い。(これは大企業で働く人の感覚ですね。)
  • お客様への不満が言いづらい。(個別に部屋があれば別ですね。)

 メリット

  • お客様とのパイプは非常に太くなる。
  • お客様よりお客様のシステムについて詳しくなることも多い。よって、頼りにされる。
  • お客様がノー残業デーを設定していると、帰りやすい。(常駐メンバーの雰囲気に左右されますが)
  • お客様に入り込んでいるので、タイムマネージメントが行いやすい。(タイムマネージメントが上手くない人はどこにいてもコントロールできないですが)
  • 良い意味で社内から見つからない。(お客様対応という名目で戻らない人も... )
  • お客様の業務知識を獲得しやすい。

 

あくまでも上記メリット・デメリットは一例でしかありません。

人のタイプによっては上記のデメリットがそれほど気にならないこともあると思います。その場合はメリット優位で常駐ビジネスを受け入れやすくなると思います。内定を取った企業、お客様などでそれぞれ状況は異なるので、面接や内定獲得後の対話などで具体的なところを確認してみてはいかがでしょうか。

 

なお、私も常駐形式は特に気にしていません。常駐するまではとても嫌でしたが、慣れるとそうでもない。ただ、1人で常駐しているわけではなかったからかもしれませんが。それに、最近あるような1人で自宅勤務するスタイルを取るより、客先常駐でいるほうが楽しいような気がします。

 

チャレンジ!