就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

壁に耳あり障子に目あり。応募企業の情報をいかに獲得するか?

就活の中で内部情報を耳にしている可能性がある

転職活動している人は在職している会社や離職した会社の中で、お客様がオフィスに訪問される日にエレベータや共用部での会話に気を付けるよう言われたことがあると思います。

これはつまり、そのような場面で社外秘の情報やお客様に聞かれたくない内部情報を口にしている可能性があるということを示しています。

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そのため、私は電車の中で仕事の話をする時は、"今日行った会社"、"Aさん"といった言い方で特定可能な名称を全て伏せて会話をします。

 

ネガティブな一部ではなく、真実を見るように注意する

就活する中で、どれだけ多くの情報を入手できるかは選考されるという受け身の状況では必要ありませんが、自分がリスクを避けるために能動的に確認したい場面では重要です。ただ、内部事情を伺う"つて"があればともかく、そうではない場合はネットで検索という手段を選ぶ人は多いと思います。その場合、情報の信憑性の判断が難しいです。よくあるのはネガティブな情報です。掲示板のような類でよく見受けられますが、これらは母数に関わらず若干名のネガティブな発言者がいると、そのWebpageを見た人はそれを強いメッセージとして受け止めてしまいがちです。どの会社にも不満を持つ人はいると思います。そして、不満を言うだけの人は優秀じゃない。それだけが全てではないということを知っておく必要があります。

 

恐らく、大抵の場合は前向きに就活をしていると思います。見てほしいのはネガティブ発言だけではなく、真実です。

 

真実はどこに

より真実に近づくためには、受付で待つ他の訪問者、エレベータの中、トイレ、廊下での社員の雑談、などの多くの場面でアンテナを張ることです。

私は訪問先で必ずトイレを使います。特に大きいほうです。

選考中にトイレに行きたくならないようにという思いが第一ですが、トイレの状況から社内が見えることもあるのです。"居眠りするな"、"携帯端末の操作をするな"といった張り紙は、そういったことをしている社員がいるということ。トイレの扱いが粗雑なのも気になりますね。

 

落書きがいくつもあるトイレ。それを持つ会社ってどうでしょう。

古い建物だけど、古い便座だけど、綺麗にしている会社もあります。

廊下を行き交う社員の表情が非常に暗い会社の状況ってどうでしょうか。

エレベータで大声で話しをして周囲を気にしない社員ってどう思いますか。

 

私の経験で、新卒で就活をしていた随分前の話になりますが、セミナーに参加した際に若手社員が手伝いで何人も来ていました。その若手社員のやる気のなさといったら・・・

その結果、私は次の選考に進めるために必要な書類を提出せずに放っておくことにしました。

 

若手社員が悪いとは思いません。それらを仕切るこなれた社員もいるはずですが仕切れていないということです。大きな企業なので一定の縦割りと、Roleの明確化でそんなに仕切るのが大変ではないと思うのですが、残念な状況でした。

 

さいごに

真実は現場にアリ!

是非、セミナーや訪問の機会があったら、よく目を凝らし、耳を澄ませてください。真実を垣間見ることができると思います。そして、自分で選考を進めることを辞める判断ができるように、常にアンテナを張っておきましょう。

 

良い就活になりますように!