CUBICとは(1)
私のBlogでTALについてご覧頂くかたが非常に多く、拙いながらも最近では仕事から帰って夜中に書いてきてよかったという思いが、最近の自分自身のモチベーションになっています。
また新しい変化があったらTALについても情報Shareや分析をしていきます。
ところで、もう4月になりました。あっという間の3月でしたね。皆さんどのくらい準備が進んでいるでしょうか。焦らずコツコツ着実に!
さて、今回からCUBICという適性検査について理解を深めていこうと思います。
例によってCUBIC対策ということは目的ではなく、CUBICという定期性検査からどういった人間像が求められているのか?という切り口で考えていきたいと思います。
就職するという時期を迎える年齢というのは、対策という諸刃の剣を手に入れて喜ぶ年齢ではなく本質を知って自分を改善することにより自ずと結果が付いてくるように自ら選択していく年齢ではないかと思います。
本Blogでは本質を意識して書いていきます。ご覧いただくにあたり予めご了承ください。
CUBICとは
個々人の資質・気質といった個人特性を測る試験といって良いでしょう。
株式会社エージーピーが開発した人材・組織診断 CUBIC PSYCHOLOGICAL SYSTEMをCUBICと呼んでいます。
適性検査は新卒・中途という採用活動という1 shotというイメージを持たれている方が多いと思いますが、CUBICの設計思想は採用から入社後のリソースマネージメント、教育計画や分析をスコープに入れています。
参考:株式会社エージーピー|人材・組織診断システム CUBIC|
分析手法
次の6点を切り口にしており、解説部分は新卒採用に関する部分を意識して抜粋しました。
参考: 株式会社エージーピー|人材・組織診断システム CUBIC[CUBIC 製品概要]|
- 個人特性分析
客観的な判定材料になる。 - 環境適合測定
周囲のメンバーに対する拒絶度の測定を行う。 - 組織活力測定
「組織で働く人々がどういうことを考えているか」といった潜在意識を把握する。 - 複眼評価観察
周囲から個人の性格的側面や行動について評価する。 - 基礎能力検査
言語、数理、図形、論理、英語の5科目で構成。それぞれ基礎編、応用編、総合編が用意され、採用選考時に客観的な判定手段として活用する。 - モチベーション測定
個人のモチベーションの理想と現状を測定する。
CUBICが面白いのは、採用時だけ測定するのではなく採用後も意識したソフトウェアであることだと思っています。
ただ、採用選考という切り口では、個人特性分析、基礎能力検査、モチベーションの3要素が対象となる項目となっています。繰り返しになりますが、これら3要素は次のとおりです。
- 個人特性分析
客観的な判定材料になる。 - 基礎能力検査
言語、数理、図形、論理、英語の5科目で構成。それぞれ基礎編、応用編、総合編が用意され、採用選考時に客観的な判定手段として活用する。 - モチベーション測定
個人のモチベーションの理想と現状を測定する。
学生が初めて社会に出るという背景を前提とした場合は確かにこの3要素しか該当してきません。
これら3要素をどう捉えていくと良いのかについては、次回、一般論もかんがみて深めていきましょう。
それまでは以下の本を参考にしてみて下さい。CUBICについて触れている本はこの1冊しか見当たりませんでした。私も2018年度版をチェックしようかな。
【WEBテスティングサービス・CUBIC・TAP・TAL・ESP・CASEC対策用】「Webテスト」完全突破法【3】【2018年度版】
- 作者: SPIノートの会
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2016/10/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そういえばTALを受ける時、私は事前に当時リリースされていたこの本の2017年度版を買いました。なかなか広く掲載してますよね。内容については皆さんがまず本屋で手に取ってからご判断いただければと思います。2018年度版のAmazonの紹介内容(【WEBテスティングサービス・CUBIC・TAP・TAL・ESP・CASEC対策用】「Webテスト」完全突破法【3】【2018年度版】)を見るとCUBICの画面イメージも確認できます。画面イメージを知っておくだけでも重要。仮説・想定などが事前に行えるだけ、テストの時間が効果的に使えますね。そういった意味ではCUBIC受験者にオススメ。
皆さんの準備の助けになりますように。
そして私も頑張って分析します。皆さんは受験と実施することは異なりますが互いに頑張りましょう!