就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

正のスパイラルPDCAと負のスパイラルPDCA

昨日の記事の中で"正のスパイラルPDCA"と書いてみました。

nob8.hatenablog.com

 

PDCAのスパイラルアップについては以下のように多く述べられています。

スパイラルアップとは?-図の意味とPDCAサイクルの事例

PDCAサイクル - Wikipedia

keieikikaku-shitsu.com

 

スパイラルアップという表現でPDCAのスパイラルモデルを表現されることが殆どで、それはつまり正の方向(改善される方向)へ向かうことを表現しています。

同様にして負の連鎖なんて言うように、負のPDCAスパイラル(スパイラルダウン)もあり、私はどちらにも注意を払わなくてはいけないと考えています。

 

PDCAスパイラルの図式は上記リンクを参考に確認頂きたいのですが、面接の中で質問による掘り下げを受けた場合、この両面に向かうことが多いと考えています。

両面というのは、正の例として挙げるなら、想定問答通りに話が進んで応募者リードで話題が展開する場合があると思います。負の例としては、自分の述べた論理に矛盾が多く、所謂"ドツボ"にはまるパターンです。

 

PDCAは運用や改善のモデリングとして使われることが多いですが、普段の生活の中でも十分意味のあるモデルです。

 

就活をテーマにすると、その準備だけ取り上げても活用ポイントがあります。

想定問答や経歴ストーリーを考えるにあたり、その本質が理解できていて嘘が無いシナリオだと思って作っても、それを見直すと抜け漏れがあることも多いと思います。そこでPDCAサイクルで良いシナリオに仕上げていくわけですが、そういったプロセスを踏まずに、思いこみでシナリオの完成した気になってしまうと面接の場で負のスパイラルにはまりやすいのです。

大抵はドツボに入る前に誤りを訂正して抜け出せばいいのですが、そもそも必要な準備をやらないような人はいい加減に取り繕い、それがさらに負の方向のスパイラルに陥るという悪循環を生みます。(そんな人を見たことがあります。。。最後には会社から去っていかれましたが。。。)

 

正のスパイラルの中に居続けるには、揺らぐことの無い正直な本質と情熱、自分の中にしっかりと作り上げた軸であり幹をしっかりと持つことです。

そのための準備としてシナリオを何度も推敲し、時には周囲の仲間や先輩・先生のお力添えを頂いて十分なチェックを第三者の目でも行って頂く。とても大切だと思います。

私は自分の長所・短所を以前自分の上司をやってくれた人に質問しました。本音で言い合う相手だったので、しっかり長所も短所も教えてくれました。自分の短所なんて「分かっているけど・・・」と言いたくなるものも多いですし、それがすぐ聞かれて言葉として出るか疑問ですが、改めて指摘を受けることで言葉にできるし、将来の自分のためにもなる。

 

まだ新卒での就活中の方も、就活の終わった友人の協力を貰って自分のシナリオを見て貰ってはどうだろうか。そういった活動がPDCAサイクルの中の1つとなっていて、そのフィードバックから次のために見直すことなどの後続のプロセスを一通り行って、再度シナリオを見て貰う時にはPDCAサイクルが1つ終わっていることとなります。

準備として行っているこのサイクルは確実に正のスパイラルの1週目として、次の自分に繋がる1歩になるはずです!!!

 

今回の記事では、準備によって正のスパイラルPDCAに乗っかるという方式をそれとなくお伝えしました。負のスパイラルから抜ける方式は書いていませんが、その最も簡単な方法は正直であることです。

 

それにしても高気圧の張り出しが弱いですね。梅雨明けしません。

でも、十分な準備で少しでも快適に就活を乗り越えましょう!