2018年卒のスケジュールと自分の理解への第1歩
今回は、最初に軽くスケジュールについて触れ、その後で、効果的に自分を理解する第1歩を踏み出すための方法について考えていきたいと思います。
2018年卒のスケジュールについて
3月1日のNewsモーニングサテライトでも取り上げていましたが、2018年卒の就活スケジュールの変更は既にご存じでしょうか。
参考までにリクナビのURLを貼ります。
大切なことはスケジュールが変更となることで手続きのタイミングが変わりますが、応募する人の内面で必要なActionは以前から何も変わっていません。
とはいえ、スケジュールの把握は重要です。どんなに能力があっても応募せずに内定を貰うことは簡単ではないからです。(世に自分名前の出ることがあれば、応募の要望を受け取ることもありますが、それは一旦横に置いておきましょう。)
Google先生に"2018年卒"、"スケジュール"などとキーワードを入れて、リクナビのようなMajorサイトで情報を把握しておきましょう。
その上で、3月は履歴書等のエントリー処理が主たる活動になるかもしれません。加えて、企業説明会は4月にかけてスタートダッシュがかかると思います。
スケジュールをコントロールする上で最重要課題は、自分が高く希望している企業のスケジュールを軸にするということです。入社後はタイムマネージメントが必要ですから、今回の就活をその練習だと思って頑張ってみましょう!
自分が高く希望している企業のスケジュールを軸にすることを失敗すると、高く希望していない企業のスケジュールのために、大切な高い希望を持った企業のスケジュールの優先度を下げる結果になります。
これはいけません。何を優先すべきか?目先の云々ではなく全体をコントロールする形で進めましょう。
できれば紙の手帳に一元的に管理していってください。なぜイマドキ紙なのか?と思われるかもしれませんが、スケジュールをタイムリーに確定させるためには電池の残量をリスクとして抱えるのが無駄なんです。
そういえば、せっかくの非常に良い機会なので、一石二鳥を目指してはどうでしょうか。
就活を行うという状況はトリガでしかありません。皆さんが行うActionによって、何を自分のものとするか?これは人によって異なりますね。Actionを「社会を知る努力」として、獲得するものを「内定獲得」「自分を知る」というパターンが最近の人には多いかもしれません。既に目的があり、そのために自分を理解することを進めている人は「自分を知る」という必要性は無いので、もっと次のステップのためにこの機会を活用しましょう。「より多くのマネージメントとの会話を経験する」というのも良いと思います。実際、私は新卒として活動した際の面接だけでなく、転職活動の時の面接も楽しかったです。その楽しさは千差万別でしょうが、私の場合は、普段無い会話だったからかもしれません。
自分の理解
「自分のことを理解」云々ということが言われることも多いと思いますが、ただ単純に心理学や社会学、行動科学などの見地から説明をされても、自分を理解するための第1歩は出ないことも多いと思います。
同時に自分の志向性なんかも分析して云々なんて言われることもあるでしょう。
そもそも、何が好きなの?
それは、授業でも、研究でも、部活でも、遊びでもいいんです。
これまでの人生経験で何が自分を奮い立たせる要因になったか?があると思うんです。あるいは、何か夢中になって没頭したもの。それを今後の社会の中で再び起こすことができる、そんな人生の選択ができると良いかもしれません。私はゲームをしないのでゲームについてはわかりませんが、ゲームに没頭することを悪く言う人もいます。が、しっかり没頭していれば、そんなことは無いです。しっかり没頭して、例えば「俺がもっと良いゲームを作りたいんだ!」と思えば素晴らしいと思います。知人に「俺がもっと楽しいゲームミュージックを作るんだ」と言っている人がいました。そういう思いを話してくれる時は本当に人が輝いていると思います。
過去にもお伝えしていますが、「人生の大半が仕事の時間」なのです。ここを皆さんなりの方法で、楽しめる時間にして欲しいというのが私の持論です。
仕事を楽しい時間にするためにも、そういえば自分は何に奮い立ったっけ?没頭したっけ?と思い出してください。これを第1歩としましょう!あせってもしょうがない。この記事を読んだら、そこから24時間の中で1時間でもいいです。集中して思い出すことをやってみて!!!メモの道具も忘れずに。大切なことって以外と忘れてしまいます。
第1歩が踏み出せたら、自分を奮い立たせたものと似たような経験を持つ人の話を聞くことができれば良いですが、簡単ではないのでせめてGoogle先生に聞くなどして有名な人の言葉を拾ってみましょう。
私は今、ビジネスについて興味があります。すると、朝は経済に関するニュースを見たいと思います。家族はもっとバラエティ要素の高い朝の番組が良いと言われますが・・・
そうやって、興味があることについて自然体で深めようとする行動は大切にしてください。
そんな私が経済関係を素材とした番組を見ていて思ったのが、業界を幅広く取り上げているということ。是非、この機会にご覧になってはいかがでしょうか。自分が気になっている話題は掘り下げて調べることで業界知識を深めることにも繋がります。
私が好きなのは以下の番組です。オススメ!
それにしても、現在2017年3月5日。花粉が凄いですね。でも、就活頑張ろう!目薬などのアイテムも忘れずに!
Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(5)
「Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える」も5回目になりました。仕事のペースが掴めてきたのでやっと5回目を書くことができました。遅くなり申し訳ありません。
さて、5回目ということと、時間が経過したので振り返りましょう。
1回目の記事ではTALは「人間力」を問うという設計思想から人間力を分解しました。人間力は大きく3つの構成要素がありました。
2回目の記事では構成要素の1つである知的能力的要素について紐解きました。
3回目の記事では、急遽予定を変更して私が貼付したものを参考にShareしました。
4回目で本シリーズの前回では、「人間力」の構成要素の2つ目である社会・対人関係力的要素を紐解いていきました。
今回は、「人間力」の構成要素の最後3つ目である自己制御的要素について紐解いていこうと思います。
人間力 - Wikipediaに記載のある「人間力戦略研究会が2003年4月10日に発表した"人間力戦略研究会報告書 : 若者に夢と目標を抱かせ、意欲を高める : ~信頼と連携の社会システム~"」の、人間力の定義には3つ目の要素として自己制御要素を以下のように挙げています。
3.これらの要素を十分に発揮するための「意欲」、「忍耐力」や「自分らしい生き方や成功を追求する力」などの自己制御的要素などがあげられ、これらを総合的にバランス良く高めることが、人間力を高めることと言えよう。
本シリーズの1回目の記事で、私は「図形を構成する意図から汲み取ることが可能ではないかと思う」と考察しました。
まず、自己制御的要素という表現されている「自己制御」とは何でしょうか。
自己制御
人は目標のために何かを我慢して行動を制御することがある。これを自己制御と呼ぶ。自己制御能力の高い子供は大人になった時、社会的スキルや学業などが優れているという研究結果があるなど、人間にとって重要な能力であるといえる。
自己制御は自分に注意が向けられているか、外界に向けられているかによって影響される。自分に注意が向けられているときを自覚状態と呼び、自覚状態で自己制御が働きやすいとされている。自覚状態では、人前では常識的な態度を取るなど、現在の状況に関連した基準を活性化させる。すると、自分の行動が基準とズレないように自己制御が働き調整される。
出典:自己制御 | 社会心理学 科学事典
特に前半の部分が重要です。何かを我慢して行動を制御するのは目標のためだと言っているのです。プロジェクト管理や応用行動科学の切り口でも、目標設定は達成や課題解決のための条件の1つと捉えてもよいでしょう。長期、中期、短期とスコープは異なれど、目標設定は必要です。日々の生活の中でも目標があることで達成感を得ながら行動を行うという最適なプロセスを発生させると私は考えています。そしてこれは社会の中でも同様です。
そして、自己制御能力が高いことが社会的スキルや学業面で優れるという結果論を導く要因として考えられているという点は、選抜として用いるTALが「人間力」を問うという設計思想を根底としている点にも必然的に結び付いてきます。
では、自己制御的要素を、その言葉を説明した「意欲」、「忍耐力」や「自分らしい生き方や成功を追求する力」といった例を用いてさらに紐解いていきましょう。
意欲
出典:kotobank.jp
物事を積極的にしようとする意志・気持ち。 「創作-」 「新事業への-に燃えている」 「新しい試みに対する-をかきたてる」
忍耐力
出典:kotobank.jp
苦しみ・つらさなどに耐える力。
意欲・忍耐力、ともにコトバンクの中で大辞林 第三版の解説として記載されていました。
自己制御としての意欲は、結果論として述べることができる意思や気持ちではないことは自明です。目標のために何かを我慢するという行為を支えるのが意欲と捉えることができると考えられます。また、我慢するという行為は忍耐力そのものでしょう。
例としてあがっている意欲や忍耐力という言葉に対しては、掘り下げた説明は冗長だったかもしれませんね。
自分らしい生き方や成功を追求する力
これは考える価値がありそうです。 純粋に自分らしい生き方、成功を追及するという力について考えるならGoogleで検索してみて下さい。ここでは自己制御的要素としての切り口で考える必要があります。振り返りましょう。先ほど、自己制御を「目標のために何かを我慢して行動を制御する」と説明しました。これは私の目線での考えではありますが、この観点で「自分らしい生き方」を咀嚼するならば、自己の探求によって自分の目標に達しようとするという解釈ができるかもしれません。同様に「成功を追及」は成功というゴールに対して自分にとって真のゴールが何かを探求すると咀嚼できるかもしれません。共通するのは自分自身に向き合い、自分というものが何を欲しているのかという根底と向き合っている様子があります。そして、自分の内面にある本質というベクトルがどの方向を向いて帰着するポイントを目指しているか。常に探求し、探求し続けるというのがその力の源になっていると捉えてはいかがでしょうか。
自己制御的要素のまとめ
TALが問う人間力、その必要性が結び付きました。
そして、自分自身に向き合い、自分が欲する・向かっていく何かを探求し目標設定することが起点となっていました。そこ対して、必ず課題や壁が出てくる。その課題や壁を目標達成のために自分をモチベートしたり、耐えたり、苦難を避けずに乗り越えることまで含めて自己制御と理解することが、TALが問うている人間力を構成する要素でした。
「 Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える」シリーズ全体を通して
大変申し訳ありませんが、ここでシリーズ5回分を要約してまとめることはしません。なぜならば、各回の中で伝えたいことを絞っており、理解のための流れ・プロセスがあるからです。
大切なのは何かに向き合う考え方であり、自分自身への探求であり、常に、働き始めても継続的に自分自身に向かい合うことを辞めないことです。そこで発生したActionを丁寧に実施していくことで、誰もが求める人財になっていき、ありつづけるのです。
私の書いた最初の記事に以下のように記しました。
自分探しや自分の本質を見つめていくきっかけになればと思っています。
TALはその1つの表現です。今の自分の状態・考え方をどのように共有し理解して貰うことで、自分と会社のマッチングをするか?です。
なにかにつけて、ゲームの攻略本のようなものを求める人がいますし、そういったものを執筆する人もいますが、それが長い目で見た時に正しい結果を導く手段であったか?は早い段階で考えておくと良いと思います。
良い企業とのマッチングを!
就活のテクニックではなく、考え方として悩みをお持ちの方、是非コメント下さい。
お役に立てると幸いです。
Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(4)
仕事の忙しさにかまけてBlogの更新を怠っております。でも、これから「Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える」シリーズを完結すべく、再度取り掛かります。
さて、前回の「Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える」シリーズは、急遽予定を変更して(3)として私の拙い図形貼付例をご紹介しました。
図形貼付の事例は検索しても自分が参考にしたいと思うものは無かったという経験もあり紹介したことで少しでも適性検査の根幹にある「皆さんが自分自身に向かい合う」というきっかけが提供できていることを願っています。
繰り返しになっているかもしれませんが、一番大切なのは皆さんが思ったことを表現することです。それによって、描いたことに対して何か問われてもスマートに返答できます。今回は、「社会・対人関係力的要素」という観点で図形貼付を考えていきたいと思います。
社会・対人関係力的要素
まずは「Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(2)」と同様に社会・対人関係力的要素の定義から紐解いていきましょう。
「人間力戦略研究会が2003年4月10日に発表した"人間力戦略研究会報告書 : 若者に夢と目標を抱かせ、意欲を高める : ~信頼と連携の社会システム~"」では社会・対人関係力的要素について次のように説明していました。
「コミュニケーションスキル」、「リーダーシップ」、「公共心」、「規範意識」や「他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力」などの社会・対人関係力的要素
出典:http://www5.cao.go.jp/keizai1/2004/ningenryoku/0410houkoku.pdf
ここで掲げられた5つの代表的な要素例について確認していきましょう。
コミュニケーションスキル
人と人の間でコミュニケーションをとる方法・手法・テクニックを理論付けし、検証を行い技術または知識としてまとめたもの。
大抵の企業で要求される要素の1つだと思います。それは、人と人の介する媒体として電話やメール、LineのようなChatも含まれるため営業だけでなくコールセンターのような内勤や、社内業務系を担当する方もコミュニケーション無くして仕事が成立しないからです。「TAL」の図形貼付でコミュニケーションを表現することは図形の総数が限定的であるため、それ程無いとおもいます。ただ、コミュニケーションを前提とした表現として、人との関係性を意図する見せ方があるとこの点について企業に訴えかけることができると思います。
リーダーシップ
リーダーシップの定義はいろいろありますが、ここでは「メンバーを巻き込み、自ら先頭に立って方向性を示し前進すること」と定義
出典:第16回 部下に納得してもらえるリーダーシップとは (1/6ページ) - 新米リーダーが学ぶチームの作り方 : 日経Bizアカデミー
応用行動科学という分野がありますが、そこではリーダーとフォロワーの関係性などが述べられ、Maturity(成熟度などと訳すことが多い)の程度が問われます。そして、リーダーはより成熟したチームを形成するために必要なActionを取るなどします。上記出典の定義は目的について触れられていませんが、ある目的に沿ってチームの成熟をリードしていくわけです。
こういった一面も「TAL」の図形貼付で表現できると面白いかもしれません。
公共心
「公共心」の意味を調べると“公共の利益のために尽くそうとする精神”とあり、似た意味の言葉に「モラル」があります。「公共心」というと堅苦しくなりますが、「お互いさま」の精神ではないかと思います。
出典:http://www.suzukawa-e.ymgt.ed.jp/pta/mimamori/23/mimamori057.pdf
ここに取り上げられている「魔法を掛ける仕草」という題名の山形県 佐川 孝さんの作品はその「お互いさま」を表す良い例だと思います。それをただ「TAL」の図形貼付で表現すれば良いということではありません。もしあなたが公共心を強く持っていて「TAL」の図形貼付問題で与えられた命題に対して公共心を表現したいなら、その1つの発想として佐川さんの作文も参考になるということです。図形で人物を表し、♥マークで表現できるかもしれません。
規範意識
規範意識(きはんいしき)とは、道徳、倫理、法律等の社会のルールを守ろうとする意識のこと。遵法精神ともいう。
東京都教育委員会は「子供たちの規範意識を育むために」ということでパンフレットを作っていました。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/doutoku/pamphlet.pdf
規範意識が足りないという状況に端を発した対応のようです。
企業におけるコンプライアンスの問題はその根底に規範意識が根付いていることがポイントだと私は考えています。個々の意識が低いといくら法令順守を会社が叫んでも社員が準じないという状況が発生し得るからです。Global化が特殊ではない現在において、このような考え方は非常に重要です。
ただ、「TAL」の図形貼付問題ではこれを表現することは無いと思います。ただ、表現した内容が規範意識に欠ける内容だった場合、評価は低くなるでしょう。
他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力
これはそのままですね。私の例もこの要素は考慮しています。ただ、注意して欲しいのは「他者を尊重し」という点です。互いに相手を尊重し合うこと。これが、切磋琢磨することに繋がります。尊重が相互でなければ切磋琢磨には繋がらない。人を表現した図形の組み合わせを2つ準備し、切磋琢磨や相互尊重といった表現が他の図形と組み合わせて伝えられればこの点はクリアです。仕事は1人ではできない。だからチーム力で課題を解決し、相乗効果を出す。そういう思いを持って「TAL」の図形貼付に取り組んで欲しいです。
社会・対人関係力的要素のまとめ
代表的な5つの要素例のうち「規範意識」を除く「コミュニケーションスキル」、「リーダーシップ」、「公共心」や「他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力」は図形貼付の形で表現することができそうです。そしてそれぞれの要素が持つ概念は、実現・実装するにあたって共通または繋がりを持ちます。皆さんが「コミュニケーションスキル」を想定して図形貼付をシミュレーションしても、その結果にはリーダーシップに繋がる考え方が盛り込まれているかもしれません。
それはつまり、「コミュニケーションスキルを盛り込む」といった具体的で限定的な発想で図形貼付を考えたり準備するのではなく、命題に沿って自分がこれまで経験してきたことや自分の思考を表現する準備をすることがポイントになりそうだと捉えることができます。
皆さんは仕事に対してどういった考え方を持っていますか?或いは、経験していますか?それは転職活動をする人は実務の中での経験などから、学生の場合は学業の中でのWorkshopやアルバイトなどの目的志向のOperationをする中で培われてきます。そういった経験を基にして、「TAL」の図形貼付の準備をするならば、細かいキーワードで準備せず、自分の考え方・姿勢を表現できるよう頭の中を整理しておくのが良いと思います。
次回は本シリーズの最終回、自己制御的要素について考えていきたいと思います。
もしご要望などがあれば是非お聞かせください。
ご要望があれば、それを踏まえて考察を進めたり、新しく記事を起こしていきたいと考えています。
随分冬らしい季節になりました。
風邪に注意して、就活やその準備を頑張りましょう!応援しています!!!
転職3か月目。そこで改めて思うこと。
40代の転職、3か月経過して、、、
満足!
給料は2/3になったけど、、、
楽しいです!
フレックスじゃないから通勤はしんどいけど、未だに終電で帰ったことがない。
休日出勤も無い。本部長は口が悪いけど部下思い。
来期はポジションも新たに、自分のチームを形成できる。
楽なのは今のうちだけ。完全に放置だけど仕事は山盛り。
仕事ってやっぱり楽しい。
若い頃の異常なほどに前向きな自分を思い出しています。
転職が良いわけじゃない。大事なのは楽しく仕事ができること。
自分をモチベートする何かを自分で見つけることができて、
周囲に良い影響を及ぼし続ける。
困った人がいたら自分から進んで燃え盛る火に飛び込んで仲間と努力する。
互いに感謝し、互いに称える。
良くない面ももちろんあるけど、総合的にプラス。
自分のスイッチを入れる。そんな会社をみなさん見つけて下さい。
前職は社員が50万人を超えるGlobal企業だったみたい。気にしたことはなかったですが。今は前職の1/1000以下の企業です。
会社は規模でもName Valueでもない別の何かで選ぶ。それが自分のやり方です。
人によって価値観は違うのでName Valueが好きな人もいますが、それもアリ。
多様な価値観を受け入れられるなら、自分の中に幹となるものがあれば、
それを軸に自分に合った職場を見つけて下さい。
年末までは多忙で記事をUpできず申し訳ありません。
年末年始の休みに「Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(4)」をUpします。
時間が経過したので新しい目線で捉えられるかもしれません。
大切なのは自分の正直な内面を受け入れることができること。自分を研究すると本当の価値観が見えてくると思います。
仕事は人生の殆どの時間だ。
Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(3)
#2017/1/5 誤植修正
随分と時間が経過してしまいましたが、一方でコメントも頂けており本当にありがとうございます。
先にWeb適性検査「TAL」の図形貼付を考える(1)、(2)として以下の記事を書きました。
今回は予定を変更して自分の図形貼付例をShareさせて頂きます。
前回記事の最後に
「次回は、社会・対人関係力的要素、その後、自己制御的要素について考えていき、最後に拙い私の例を参考として紹介していきたいと思います。」と書きました。しかし、貴重なコメントに応えたく、先行して私の拙い図形貼付イメージと、なぜそのような配置にしたのか、その理由と考え方をShareしたいと思います。本当に拙いですが、ゼロベースより良いかもしれません。
でも、ご覧頂いた方の個性を持った表現に影響するかもしれませんので、次の点に注意してご覧下さい。
- 同じように貼付したから合格を取れるというものではないです。
- 真似てしまうことで、貴重なみなさんの個性表現が失われてはいけません。私の貼り付けイメージを覚えずに、正答例ではなく1つの回答例として捉えて下さい。
- 大切なのは皆さんの思いを表現できるか?です。表現したいという思いを持つことに注意を払って試験に臨んで下さい。
さて、貼り付けます。
※ 図形の大きさ、色などを忠実には再現せず作成した点はご容赦下さい。
図形貼付例(私の場合)
何かPC上の記録が送られていてはいけないので画面ダンプは取得せず、手元のメモ書きで残したので、右上の人型で用いた可能性のある三角形と、右下の家のようなもので使っているひし形が逆だったかもしれません。
最後の一手だけは多少投げやりだったので、メモも雑く十分な記録になっていませんでした。すみません。
私がこの貼付をした際にイメージしたものは何か?
「入社後に活躍している私」という問いに対して、私がイメージしたものは、「いろんな背景や思いを土台にして、仲間と目指す未来」です。
なぜ、このようなイメージを持ったのか?
- 仲間と楽しく仕事をするのが好きだから
- 個人の背景や思い、家庭環境などの個人的要素、それら全てを受け入れて仲間を理解するということは重要という思考
- 仲間で同じベクトルで仕事をしたいという志向性
上記のような(実際の頭の中はもっと複雑ですが)自分の考え方から、イメージを描きました。
結果的には、このようなイメージはTALの複数のお題で共通して使える要素のような気がします。そして、このイメージだけでなく概ね似たようなお題が多いと感じられることからも、予めどういった図形貼付とするか準備しておく事が良いと思いました。私は実際、1つだけ案を準備して行いました。ただ、上記の貼付結果のうち半分程度しか準備していませんでしたが、それだけでも十分時間短縮になります。1から考えてないという点は、余裕を持って図形貼付に望む要素の1つになり得ます。
是非、事前に準備してリラックスして試験に臨んで下さい。
大切なのは、自分の思いを持つこと。持てばそれを限られた素材で表現するだけです。
もし、そういった強い思いが無ければ、、、
理想とする社会にいる自分の像を思い描いてみて下さい。
さあ、チャレンジしましょう!
TAL図形貼付を楽しもう!!!
転職エージェント比較 ~私の場合~
はじめに
おことわり:
本記事で記載している内容は、あくまでも私の経験上の比較結果です。定量評価ではなく定性的な評価であるため、私個人の志向性やエージェント個人の差によって全く異なる状況にもなり得ます。転職活動経験者1人分の体験結果としてShareします。
これを参考に、同じ人材紹介会社でもより良いOutputを引き出すよう調整頂ければと思います。企業の得意不得意はありますから、得意領域をどう引き出すのかは応募者である皆さんとビジネス側であるエージェントとのコミュニケーションで変わってくると思います。
私はエージェントにグイグイイク系ではないので、その点もふまえてご覧頂ければと思います。
言葉の補足:
ここで書いているセミナーとは、転職活動のコツを伝授するようなものを指しており、集合面接会のようなものを指しておりません。
エージェント比較
いきなりですが、私が人材紹介会社を使って経験したことを表にまとめました。
活用のアドバイス
以前、人材紹介会社について書きましたが、今回はより具体的な点について触れます。
私の経験から、まずリクルートキャリアに声をかけるのが無難と思います。セミナー等もありノウハウの蓄積がよくされているだけではなく、展開する意思があります。
次にパソナキャリアを競合として併用するのが良いと感じています。
個人的にはDodaはエージェントに頼らない前提で利用するのが良い使い方だと思いました。
Geeklyは、餌となる求人をぶら下げて集客しているようにも見えることから、次にお付き合いがある企業かというとそれは無いです。私とは志向がマッチしていなかったのかもしれません。第一線のプログラマあたりが適合しそうです。
さいごに
今回の記事は具体的な名称を入れたので、私が感じたことをベースに記載して仮説についての記載はしていません。必要最小限の記載にしたので、表を中心に活用のアドバイスをご覧頂いて読者の方にとって、1人の経験を垣間見るという形になればと思っています。
私は転職が決まりましたが、これから転職する人や活動中の人には、本Blogを参考に引き続きご健闘頂ければと願っています。皆が良い仕事で楽しめますように!
Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(2)
前回はTALでは何を見ようとしているのか、その特徴や説明から紐解いてみました。
今回からTALの図形貼付の貼付物から各要素をどう表現するかというテーマで進めていきます。
TALの図形貼付の貼付物から、知的能力的要素、社会・対人関係力的要素、自己制御的要素をどう汲み取っていくと考えられるのか?という考察から、そのヒントについて考えていければと思っています。
図形貼付はどういった問題か?
まずはどういった問題か知る必要があります。最も手っ取り早いのは画面イメージを確認することです。以下に3つのリンクを貼りました。1つ目の"製薬開発マンの就活ブログ"は私が転職活動で最も利用したBlogです。
上記のWebpageから画面イメージを理解頂きたいのですが、貼り付け先の右枠の状態と、どういった図形が出てくるのかについて意識して各Webpageをご覧下さい。可能であれば各図形がどのように操作できるのか?についても把握しましょう。
知的能力的要素
「人間力戦略研究会が2003年4月10日に発表した"人間力戦略研究会報告書 : 若者に夢と目標を抱かせ、意欲を高める : ~信頼と連携の社会システム~"」では知的能力的要素について次のように説明していました。
「基礎学力(主に学校教育を通じて修得される基礎的な知的能力)」、「専門的な知識・ノウハウ」を持ち、自らそれを継続的に高めていく力。また、それらの上に応用 力として構築される「論理的思考力」、「創造力」などの知的能力的要素
出典:http://www5.cao.go.jp/keizai1/2004/ningenryoku/0410houkoku.pdf
論理的思考力
1つは論理的な意味を感じさせる構成要素となっていることがポイントになると思います。1つ1つの図形に意味を持たせて相手に理解させることは、一般的に難しいです。例えば、三角形をおにぎりに見立てるのか、サンドウィッチに見立てるのか、トライアングルなのか、山なのか、矢印の先端なのか。単体図形では意味を見出すのは困難です。
意味は他の図形との組み合わせで持たせると捉えるのが妥当と思われます。そして、組み合わせた図形が何か意味を持つ構成であると捉えて、図形の組み合わせの配置や、図形の複数組み合わせで表現する意図が表現できるということになります。
その図形の組み合わせと、各組み合わせ同士の関係性がテーマに対してロジカルに説明できるものであるか?と捉えると問題理解としては十分かと思います。
基礎学力と専門的な知識・ノウハウ
基礎学力の本当に土台となる論理的思考は先の理解をふまえるとして、専門的な知識とノウハウについては、図形貼付で表現することは対象者が業種・職種の特定が無いことから困難と思います。そこにこだわりを持つ必要性は図形分析をする切り口から考えた時に、分析困難ということです。図形の組み合わせパターンから専門的な内容とマッチングすることは、分析結果に誤差を多く含ませる結果となり得ますし、分析結果の正確性に影響すると考えられるからです。
創造力
図形貼付は基本図形から論理的な意味を表現させるという点から、回答の量から創造力が測ることができる可能性があります。これは多くの図形を貼付すれば量をクリアできるということではありません。意味を持つ複数の図形の組み合わせがどの程度存在するか?という点で分析すれば創造力の測定に影響する可能性があるということです。
知的能力的要素のまとめ
図形貼付という観点で、知的能力的要素は論理的思考力をどう表現するかが主要な鍵となりそうです。意味を持つ複数の図形の組み合わせは自ずと複数発生してきますし、そこで複数の図形組み合わせを作る時に創造性が伴うと捉えられるとも考えられます。
基礎学力と専門的な知識・ノウハウは分析困難と思われるため、上記論理的表現に注意することで十分と思われます。
例えば丸と三角あるいは四角や円柱で人を表現したとし、他の図形の組み合わせとの間に矢印を入れたとしましょう。すると矢印とその両端にある図形の組み合わせに関係性が表現され、2つの組み合わせとあわせて大きな構成・意味・論理を表現できます。
図形から汲み取れる意味や表現は次のWebpageを参考にすると、イメージを膨らませる手助けとなるかと思います。
以下の本には、図形とそこから付く能力が整理されてまとまっているようです。
Amazonで確認できる問題数?目次?のようなものを見るだけでも価値があります。
"立体の回転"に対して"可能性を算出する力を養う"と書かれてあります。TALの図形貼付も見落としがちと思うのですが、図形を回転できます。図形を違う角度で見るということで図形のもつ可能性・広がりを考えていると読み取ることが可能です。
以下4点をまずはポイントとして捉えましょう。
- 意味の無い図形貼付とならないようにする。
→テーマとは関係のないものを表現する結果にもなり得ます。 - テーマから大きくイメージしたものを図形の組み合わせで表現する。
→テーマに沿っていること、論理的な意味を持たせることが重要です。 - 図形を自由に使って表現する。
→図形貼付の画面左にある配置そのままの図形ではなく、90度回転させるなどして図形の可能性を十分に引き出しましょう。 - 自分をそのまま表現する。
→テーマに沿って回答する内容は自分の言葉で面接を行うのと同じで、自分の思いを伝えましょう。そこに必ず思考や論理が結果として伴うはずです。
次回は、社会・対人関係力的要素、その後、自己制御的要素について考えていき、最後に拙い私の例を参考として紹介していきたいと思います。