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就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(5)

「Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える」も5回目になりました。仕事のペースが掴めてきたのでやっと5回目を書くことができました。遅くなり申し訳ありません。

 

さて、5回目ということと、時間が経過したので振り返りましょう。

 

nob8.hatenablog.com

 1回目の記事ではTALは「人間力」を問うという設計思想から人間力を分解しました。人間力は大きく3つの構成要素がありました。

 

nob8.hatenablog.com

 2回目の記事では構成要素の1つである知的能力的要素について紐解きました。

 

nob8.hatenablog.com

 3回目の記事では、急遽予定を変更して私が貼付したものを参考にShareしました。

 

nob8.hatenablog.com

 4回目で本シリーズの前回では、「人間力」の構成要素の2つ目である社会・対人関係力的要素を紐解いていきました。

 

今回は、「人間力」の構成要素の最後3つ目である自己制御的要素について紐解いていこうと思います。

 

人間力 - Wikipediaに記載のある「人間力戦略研究会が2003年4月10日に発表した"人間力戦略研究会報告書 : 若者に夢と目標を抱かせ、意欲を高める : ~信頼と連携の社会システム~"」の、人間力の定義には3つ目の要素として自己制御要素を以下のように挙げています。

 3.これらの要素を十分に発揮するための「意欲」、「忍耐力」や「自分らしい生き方や成功を追求する力」などの自己制御的要素などがあげられ、これらを総合的にバランス良く高めることが、人間力を高めることと言えよう。

本シリーズの1回目の記事で、私は「図形を構成する意図から汲み取ることが可能ではないかと思う」と考察しました。

 

まず、自己制御的要素という表現されている「自己制御」とは何でしょうか。

自己制御

人は目標のために何かを我慢して行動を制御することがある。これを自己制御と呼ぶ。自己制御能力の高い子供は大人になった時、社会的スキルや学業などが優れているという研究結果があるなど、人間にとって重要な能力であるといえる。

自己制御は自分に注意が向けられているか、外界に向けられているかによって影響される。自分に注意が向けられているときを自覚状態と呼び、自覚状態で自己制御が働きやすいとされている。自覚状態では、人前では常識的な態度を取るなど、現在の状況に関連した基準を活性化させる。すると、自分の行動が基準とズレないように自己制御が働き調整される。

出典:自己制御 | 社会心理学 科学事典

特に前半の部分が重要です。何かを我慢して行動を制御するのは目標のためだと言っているのです。プロジェクト管理や応用行動科学の切り口でも、目標設定は達成や課題解決のための条件の1つと捉えてもよいでしょう。長期、中期、短期とスコープは異なれど、目標設定は必要です。日々の生活の中でも目標があることで達成感を得ながら行動を行うという最適なプロセスを発生させると私は考えています。そしてこれは社会の中でも同様です。

 

そして、自己制御能力が高いことが社会的スキルや学業面で優れるという結果論を導く要因として考えられているという点は、選抜として用いるTALが「人間力」を問うという設計思想を根底としている点にも必然的に結び付いてきます。

 

では、自己制御的要素を、その言葉を説明した「意欲」、「忍耐力」や「自分らしい生き方や成功を追求する力」といった例を用いてさらに紐解いていきましょう。

 

意欲

出典:kotobank.jp

物事を積極的にしようとする意志・気持ち。 「創作-」 「新事業への-に燃えている」 「新しい試みに対する-をかきたてる」

忍耐力

出典:kotobank.jp

苦しみ・つらさなどに耐える力。

意欲・忍耐力、ともにコトバンクの中で大辞林 第三版の解説として記載されていました。

 

自己制御としての意欲は、結果論として述べることができる意思や気持ちではないことは自明です。目標のために何かを我慢するという行為を支えるのが意欲と捉えることができると考えられます。また、我慢するという行為は忍耐力そのものでしょう。

 

例としてあがっている意欲や忍耐力という言葉に対しては、掘り下げた説明は冗長だったかもしれませんね。

自分らしい生き方や成功を追求する力

これは考える価値がありそうです。 純粋に自分らしい生き方、成功を追及するという力について考えるならGoogleで検索してみて下さい。ここでは自己制御的要素としての切り口で考える必要があります。振り返りましょう。先ほど、自己制御を「目標のために何かを我慢して行動を制御する」と説明しました。これは私の目線での考えではありますが、この観点で「自分らしい生き方」を咀嚼するならば、自己の探求によって自分の目標に達しようとするという解釈ができるかもしれません。同様に「成功を追及」は成功というゴールに対して自分にとって真のゴールが何かを探求すると咀嚼できるかもしれません。共通するのは自分自身に向き合い、自分というものが何を欲しているのかという根底と向き合っている様子があります。そして、自分の内面にある本質というベクトルがどの方向を向いて帰着するポイントを目指しているか。常に探求し、探求し続けるというのがその力の源になっていると捉えてはいかがでしょうか。

自己制御的要素のまとめ

 TALが問う人間力、その必要性が結び付きました。

そして、自分自身に向き合い、自分が欲する・向かっていく何かを探求し目標設定することが起点となっていました。そこ対して、必ず課題や壁が出てくる。その課題や壁を目標達成のために自分をモチベートしたり、耐えたり、苦難を避けずに乗り越えることまで含めて自己制御と理解することが、TALが問うている人間力を構成する要素でした。

 

「 Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える」シリーズ全体を通して

 大変申し訳ありませんが、ここでシリーズ5回分を要約してまとめることはしません。なぜならば、各回の中で伝えたいことを絞っており、理解のための流れ・プロセスがあるからです。

 大切なのは何かに向き合う考え方であり、自分自身への探求であり、常に、働き始めても継続的に自分自身に向かい合うことを辞めないことです。そこで発生したActionを丁寧に実施していくことで、誰もが求める人財になっていき、ありつづけるのです。

 

nob8.hatenablog.com

 

私の書いた最初の記事に以下のように記しました。

自分探しや自分の本質を見つめていくきっかけになればと思っています。

 

 TALはその1つの表現です。今の自分の状態・考え方をどのように共有し理解して貰うことで、自分と会社のマッチングをするか?です。

なにかにつけて、ゲームの攻略本のようなものを求める人がいますし、そういったものを執筆する人もいますが、それが長い目で見た時に正しい結果を導く手段であったか?は早い段階で考えておくと良いと思います。

 

良い企業とのマッチングを!

 

就活のテクニックではなく、考え方として悩みをお持ちの方、是非コメント下さい。

お役に立てると幸いです。