就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

来年2017年度の就職活動スケジュールは変更せず。だから努力で備えよう!

ちょっとネタが古くなってしまったが、2016/9/12のNHKニュース7で、経団連 榊原会長より就職活動のスケジュールについて、来年度は変更せずと表明したと報道があった。

 

8月の調整に関する記事:

www.nikkei.com

今回の"スケジュール変更無し"に関する記事:

www.nikkei.com

www.nikkei.com

 

会社説明会は大学3年の3月に、採用面接は大学4年の6月に解禁する方針だ。

再来年以降は再検討し、来年春までに公表するとのこと。

 

ところで、、、

TV等のマスメディアから、就活で疲弊するとか、勉強する時間が確保できないとか言われているが、しっかり努力をしてきた者からそういったコメントを強いメッセージで言われた記憶が無い。周囲で最も優秀な学生を見てどうだろうか?

 

ある学生は、3月末には研究成果を冊子にまとめ、助成下さった省庁に報告を終えなくてはならなかった。そんな状況で、平行して毎月のように学会や研究会で発表をする。ということは毎月発表の内容に何らかの新しい成果が必要になる。もちろん授業もあるし、アルバイトもある。殆どの時間を研究室で過ごすのだ。忙しい学生はこんな生活だろう。私と同じ研究室にいた優秀な学生がまさにそうだった。

時には、脳ミソが一線を越えた世界に入りそうになり、現世に留まる内面の闘いを経験することもあるだろう。というか、似たような研究どっぷりの学生はこんなもんだ。私が在籍していた大学には殆どいないが、ゴロゴロいる大学だってある。

 

恐らく、昔も今も変わらないのは、しっかり研究を行うなど勉強をして結果を出してきた者は就活で苦労をしない可能性が高いということだ。実際に、企業から直接オファーが来るという話を聞いたし、自分もそうだった。入社後、同期から同様な話を聞くこともあった。

 

人が欲しいと思うほど努力をし、結果を出すことが必ずできるわけではない。ただ、そのチャンスを掴む可能性が高い学生は、周囲から努力を認めて貰っている。起業した友人から声がかかったりする人なんかは努力をしている人だ。

 

努力はチャンスを呼び込む。大きな努力はチャンスを掴みやすくし、誰にも負けない努力は自分を際立たせる。

 

今、就活を終えて安心している学生は、安心して卒論・Paper(M2はFull Paperでしょう)に没頭して欲しい。良い研究は就職ご、転職の時にも評価されることがある。私は40歳を超えて転職活動する際にも研究結果をプラス材料にできた。大学3年生は就活までに研究の下ごしらえを終えていると良いだろうし、M1はしっかり学会発表を始めていると良い。

努力は就活の中で重要な素材(ネタ)になる。

くれぐれも就活にだけ努力するということだけは避けて欲しい。