就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

これから就活する方・就活中の方へ!ヘドニック適応を理解して自分の本質に向かい合おう。

厚切りジェイソンさん、良いこと言った!というか、マネージメントだからこういった点にも目をやる素養があるのは当然のことかもしれませんね。

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人間の感覚は不思議なもので、慣れたものが基準になることが多いと自分や周囲を見て感じています。

厳しい状況での仕事に慣れるということもありますし、金遣いの荒さが常習化することもあるのは全て同じroot causeということではないでしょうか。

 

これにもし気づいたら修正する必要があります。大きく2つの方法が直感的に思いつきますが、その1つがマインドセットです。以前の自分の価値観にリセットするのです。ただ、自分の感覚が以前と変わっているのに頭でリセットすることは簡単ではありません。かなりのイメージトレーニングと深い理解が必要ではないかと考えています。

もう1つは生活を一変させることです。これは周囲に違和感を与えるかもしれませんが、それを説明することで暗示的にマインドセットが進行しますし、まさに慣れがここで効いて一変させた生活に慣れることで以前の感覚に復帰できると思うのです。

成功体験は自分の内面(深層)で繰り返しを望みますから、一変をより定着させる行動に踏み切る可能性もあります。

 

さて、学生とはいえ非常に裕福な生活をしてしまっていることはないでしょうか。私は学生の一時期を、広い部屋に住み、輸入車に乗り、毎晩飲み、殆どの食事を学食ではない外食、月に何度か新幹線に乗って飲みに行き、、、なんて、とんでもない勘違いヤローで過ごしました。

当然、その後は財布事情が厳しくなり普通の生活に戻ったわけですが、充実していたのは学生らしく休みの日も図書館に通い、研究が始まれば風呂に入って寝る時間以外は研究室にいるという生活のほうでした。なんなら図書館にいれば電気代節約もできますから。そして貯金が増え始めたとも普通の生活をしてからです。コンビニバイトも金銭感覚を戻すのにちょうど良かったかなあ。

 

就活をしていると、意識している会社が変化していく自分があったり、気が付くと自分が本当に行きたい会社を受けているのか?と疑問が湧くこともこともあると思います。周囲の状況やAgentからの言葉に対して適応してしまった結果かもしれません。

そんな時は是非初心に戻り、最初はどんな風に企業を探していたのか?自分の夢は何か?を振り返って下さい。「夢なんて。。。」と言っている会社があったら、そんな会社は相手にしないほうが良いです。それは歳を重ねていくと分かります。本当に働くということは何か?お金があれば幸せか?子供ができてより深く考えるようになり、その結果が私の現在の就活状態に至っています。

 

嫁も子供も放って仕事バリバリで楽しいか?それで良い環境の人もいれば、そうではない人もいると思います。自分が選んだ人生、そして今のStage、それに見合った働き方があるので、正しく選択することが最大の幸福であり、多様な働き方を受け入れることで、Stage毎に自分の働き方を変える楽しみも出てくると思います。

 

自分の子供が成長してかつまだ定年を迎えていないなら、仕事にどっぷり入っても良いかもしれません。夫婦で仕事どっぷりというのもそれはそれで新しい生活で面白いかもしれません。それまでは、子供を中心にしたり、半々にするなどして時間と共に変わる生活を楽しんでも良いと思います。

学生で1人身であれば、自由な職場選択ができるかもしれませんし、家庭を持つ予定があればそれを念頭に職場選択をして結果的に最大の幸せが得られるようコントロールすることもできると思います。

 

Stageによって変える変化とそれに適応することで、自分の本質に合った充実した生き方ができるといいですね。