アクティブラーニングが新学習指導要領へ
先日、クリティカルラーニングの対象が社会人だけに留まらないと書きました。
本日2016/8/1のNHKのNEWSで、アクティブラーニングが新学習指導要領に入るという報道がされていました。
ゆとり教育に端を発した学習指導要領の見直しが、教育方法を戻すということではなく、発展させた方向へ進むのは非常に良いことだと感じました。2014年になされた下村文科大臣による学習指導要領の見直し言及の段階で、既に「アクティブラーニング」という言葉が用いられていたようですが、1年以上かかったとはいえそれが確定したことは、それだけ切迫した状況があると捉えられているからですね。
それにしても多くのメソッドが小中学校から取り込まれ始めましたね。
今、社会人が学んでいることが、もはや小中学校から学ぶ状況だとも言えます。では社会人は?と思いますが、焦ることはないと思います。社会人が学ぶ1年は幼少に学ぶ短期間に近くなり得るからです。地道に今学ぶことと、これから自分にとって必要なことを自分で考えて行動を起こすことで十分だと思います。ただ、受け身では何も変わらないので、その点だけは注意が必要かもしれません。
さて、そのアクティブラーニングですが、私は以下の4冊を見つけました。
アクティブ・ラーニング実践の手引き―各教科等で取り組む「主体的・協働的な学び」 (教職研修総合特集)
- 作者: 田中博之
- 出版社/メーカー: 教育開発研究所
- 発売日: 2016/03/22
- メディア: 単行本
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アクティブ・ラーニングとしての国際バカロレア―「覚える君」から「考える君」へ (日本標準ブックレット)
- 作者: 大迫弘和
- 出版社/メーカー: 日本標準
- 発売日: 2016/02
- メディア: 単行本
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今のうちに息子にもエッセンスを与えるべく、また、自分の後輩を育てるためにも、おじさんも早く理解しておく必要がありそうです。もしかしたらまだ実践で学びきれていない何かが見つかるかもしれません。
そして、これから学んでくる若い人と共通した思考方法を持って議論することを楽しみにしたいと思います。