就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

【朝の読み物】 都知事選から見る「人が人を選ぶ思考」

都民の方は、昨日までに投票をきっちり行うことはできたでしょうか。

 

私は親としてあるべき姿を守るという意味で投票をしていたりもするのですが、今回ばかりは投票に対して積極的になった動機がありました。

 

さて、そんな開票翌日の今日8/1に紹介する記事はこれです。

business.nikkeibp.co.jp

 

予測をがっつり外した小田嶋さんが反省をふまえて(こじつけて?)、投票行動の動機や気づきを述べています。内容は私にとっては薄くて一度さらっと読めば十分な内容ですが、そこから考えることは薄いだけに多いような気がしています。

 

私から見た今回の立候補者は、転換理由はわからないが筋の通った論戦を行った小池氏、東京にこだわっていない風な官僚と知事としての経験があるだけのがんばらない主義の増田氏、突然担がれて後付け理由の鳥越氏の3人がメジャーとなり、実質は小池氏と増田氏の論戦を予想していました。※あくまでも、これは私の私見であり偏見なので、ここはさらっと読み流して頂きたい。

なお、とんでもない異常な目立ちたがり屋の立候補者は無視しています。気にするだけ、自分の時間がもったいなかった・・・(w

蓋を開ければ小池氏の1人勝ち。論戦らしい論戦を見た印象も無く投票日を迎えた感がありました。

 

さて、あなたが会社の人事やビジネスの人事権を持っている時、小池氏、増田氏、鳥越氏のような応募者が来たら、どう選択するでしょうか。ただし、採用枠は1名です。

 

次に、以下のようなタイプの3人が応募してきたらあなたはどう選択するでしょうか。

  • 職務そのものの経験はないが、近しい経験は豊富で結果も出ている。自発的に行動し、Activeなタイプ。シナリオは自分で作った。
  • 職務そのものの経験がある。目立った結果は出ていないが、関連する資格はいくつか持っている。活発ではないタイプ。シナリオは協力者と作った。
  • Agentが応募を進めてきたので応募した人。全く異なる分野で知られている人物だが、職務の実績、関連する実績はゼロ。シナリオはAgentが作った。

※ここで言うシナリオは応募にあたっての動機や志向、想定問答といった事前準備を指しています。

 

なお、シナリオをどう作ったかは、面接の中でなんとなくくみ取れるものとします。

 

私から解を出すことはしません(採用の背景などの情報を定義してないので出せません)が、みなさんのおかれた状況や応募対象の企業を想定してイメージしてみて下さい。

 

そして、最後には、あなたが自分自身を採用したいと確定できるには、何か足りないところがないか?あれば、どうしたら満たせるか?を考え、それを満たす実践をしてみませんか?

 

人を選ぶということは非常に難しいですが、選んでもらうためにできることはあると思います。

現在活動中でまだ決まってない新卒となるみなさん!、まだまだあきらめる必要はないです。そして、大企業に入るために、まずは中小企業で実力を付けて転職するという考え方もあるし、そもそも中小企業で多くの役割をこなすことで、7より早い段階からビジネスをリードするという考え方もできます。

 

冷静に、そして数年後の自分をイメージして、本当に自分にあった会社を選びましょう!大企業と言われる企業に入ったらわかりますが、大企業だから何?と思いますよ。

私の後輩が約10名の会社にいますが、社長とべったり議論しながら楽しく仕事をしています。やることが多いですが、多くの役割を持っていることは大企業の社員からすると羨ましいです。

中小企業をお勧めするわけではないですが、中小企業を見ずに会社を選択するのはもったいないと思っています。

 

人生の大半が仕事の時間です。就活から楽しんでいきましょう!就活は多くの人と話すチャンスの場ですよ!