あなたはその会社が好きか?
自分が現在在籍している会社、これから入社する会社に愛社精神があるか?という疑問は、人それぞれ異なるタイミングだろうがいつか自問自答すると思う。
私がお客様に商品を買って頂くために
私がお客様に自社製品を購入頂くために行うこと、それはファンになってもらうことだ。これは転職活動の面接の中でも言っている。その事例や効果についてはここでは書かないが、ファンになるということはどういうことかお分かりになるだろうか?
あなたがある野球チームのファンだという場合、そのファンである野球チームについてネガティブな表現を言われると腹が立つだろう。ファンになると自らそれを楽しむ、活用する、ファンを増やすというActionを取るので、副次的な効果も含めると非常に高い効果が得られると考えられる。
ファンになるには/するには
最も大切なことは1st Actionとして"知る"という活動をすることだ。「自分が詳しい商品が、非常に嫌いである。」なんていう図式は人間として成立しづらい。
同じ発想で以下の牧野氏の記事はスーツについて述べている。
牧野氏は記事の中で以下のように述べておられる。
牧野:商品だけでなく、ブランドそのものを味わいつくすんだ。物事の本質を知るというのが、僕の原理原則だからね。
<中略>これだけ興味関心を注ぎ込んで商品の購入に至るから愛着がわくし、良さが伝わってくる。
そうやって、本当に自分が好きなブランドに出合えるものだと僕は考えているんだ。
あなたはどれだけ会社のことを知っているのか?
改めて最初の疑問に戻るが、「その会社が好きか?」と問われた時のあなたの会社を知っているレベルがその答えを左右する。仕事をやっていて苦しい時、それを乗り越える1つの要素に愛社精神がある。あなたが冷静な時、その会社で長く働きたいと思ったら"もっとその会社を知るための活動"をすべきだ。自分が自社のファンとしてトップに君臨するという勢いでファンになれば、仕事の結果もそれに応えたものになるだろう。
常に正のスパイラルPDCAが回ると思う。これは逆もまた真だ。
就活でも同じ
もうお分かりだと思うが、転職活動における面接でも企業知識が無いとかなり早い段階で落ちる。それは会社や職務内容を知りもしないでなぜ応募するか?という求人側の思いもあるが、愛社精神がある人とそうでない人で発言内容が変わるのも自明で、そういいった点からも同じ結果が生じている可能性があると考えている。一方で愛社精神は、今日の明日で変わらない。早期に備えておくこと、そもそもの自分の志向を見定めておくことが大切になる。
もし、来年就活という学生の方がこの記事を読んでいるなら、業界研究をし、企業研究をしっかり行うことをオススメする。面接のどこかでその程度は垣間見れる。
ただ、日本の就活は会社への就職であることが大企業の場合は多いので、そのやり方は企業によって変わる。そこは柔軟に対応できる必要がある。自分が受ける企業の特性を整理して効率良く企業研究を行うのがオススメだ。