就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

長所・短所に関する質問への構え

超定番質問、"長所・短所"。

定番だけに「ひねってみようかな?」とか、「どんだけ広げようかな?」など考えてしまうのではないでしょうか。

 

長所と短所については、中途採用の場合は面接で問われる程度ですが、新卒の場合は履歴書にも書かなくてはいけないですね。

これは私の考え方なのですが、性格についてはWebテストなどでも性格診断がされるなど複数の切り口で性格を見定めようとしていると思われます。転職活動の場合は他の試験は無くても性格診断に関するものだけは行われる企業も多くあります。

 

構え方

変に自分を作るのは正直無駄ではないかと思います。性格診断試験はよく考えられていますので変に作った自分を軸にして考えた時に、性格診断試験との結果のギャップや、面接内での質疑応答から垣間見れるタイプとのギャップが信頼性を失う結果となる可能性も無いわけではないのです。

 

備えよう!

ではどうすれば?となるわけですが、以下のマイナビ社のWebpageに次のような主旨の記載があります。

自己分析とその結果から長所を活かし、短所を克服する課題解決能力を見る。

gakumado.mynavi.jp

 

つまり、まずは自己分析をすればいいのです。これは長所・短所という質問に備えるだけでなく、自分がどういった職種(企業ではなく職種)に向いているのか?を自ら見定める1つの方法にもなり得るのです。

自己分析はただ考えて容易にできるものではありません。効果的に行うにはリクルート社等がWebで提供しているツールを活用するなどして行うと良いと思います。

job.rikunabi.com

 

分析によって結果が得られたら、自分のこれまでの経験と照らし合わせましょう。

つまり、自分の経験を踏まえた長所・短所についてリストアップを行ってみるということです。文字に起こすことで再認識しながら自分を見つめ直すことができると思います。

経験と照らし合わせた結果は、さらに応募する企業を企業研究した結果と照らし合わせて"自分の長所がどう活かせるのか?"考えてみましょう。短所については、どう解決することで、それも入社後に活かせるのか?を考えてみましょう。場合によっては短所がそのまま活かせる職種もあります。細かい性格を短所としている人が、緻密な作業を行う職種に応募するなら短所を活用するという展開も可能でしょう。

 

長所・短所を書き出すにあたって

先述のマイナビ社のWebpage「アナタは大丈夫?履歴書の長所・短所の書き方(正しい書き方・間違った書き方) | 就活ノウハウ | 就活準備 | マイナビ 学生の窓口」を読み進めると例がありますが、せっかく正直に自己分析して、自分の経験と照らし合わせるのですから、自分の言葉でまとめられるのが最も良いです。

ありきたりの回答は、正直なところ多くの応募者を見てきた面接官にはそれほど響くことはありません。とんでもないマイナスにもならないと思いますけどね。でも、自分の言葉で伝える話は、正直さや信憑性などいくつかの点で評価されるということが私の経験から分かっています。

自分の言葉と言われてもピンと来ないかもしれません。自分なりの表現方法と置き換えても良いかもしれません。起きた物事への感じ方、発想の瞬間、これを直観的に表現すると自分の言葉で言い表せるかもしれません。自分が経験してきた中で言える表現というものは、他の人のそれとは異なってくるものなのです。

 

次に紹介するWebpageは長所・短所についてまとめたページではないのですが、自分の長所をアピールするための質問という形で次のように書かれています。

長所として大切なのは、「積極性」「責任感」「協調性」の3つです。

next.rikunabi.com

本当にこの3点が全てかというとそんなことはないと思います。ただ、うまく長所・短所が見いだせない人は、こういったことも参考にしないと何も言えなくなるかもしれないので、あくまでも参考程度に紹介します。 

 

さいごに

ここまでくるともう長所・短所は頭にも入っていると思いますが、必ず自分の経験とセットで頭に入れて下さい。そして頭に入れるのはキーワードがベストです。文章で紙の上にまとめた上で、キーワードだけ覚えるのです。文章全て覚えてしまうと緊張した時に言えなくなってしまうこともあるでしょうし、それ以上に自分の言葉として伝わらなくなる可能性もあります。

私は長所・短所について、前に勤務していた同僚でありManagerでもある人物に教えてくれと言ってまとめて貰いました。正直に言ってくれる人だったので、本当に良い長所・短所を伝えてくれ、自分も納得感がありました。自分が信頼できる人に自分の長所・短所を教えてもらうのも良いと思いますよ。

 

将来の自分のためにも是非、長所・短所を見つめ直していきましょう!