就活の幹

就活のテクニックではなく、求められる人になるための本質・考え方・構え方など考えてみます!

Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(3)

#2017/1/5 誤植修正

 

随分と時間が経過してしまいましたが、一方でコメントも頂けており本当にありがとうございます。

先にWeb適性検査「TAL」の図形貼付を考える(1)、(2)として以下の記事を書きました。

 

nob8.hatenablog.com 

nob8.hatenablog.com

 

今回は予定を変更して自分の図形貼付例をShareさせて頂きます。

前回記事の最後に

次回は、社会・対人関係力的要素、その後、自己制御的要素について考えていき、最後に拙い私の例を参考として紹介していきたいと思います。」と書きました。しかし、貴重なコメントに応えたく、先行して私の拙い図形貼付イメージと、なぜそのような配置にしたのか、その理由と考え方をShareしたいと思います。本当に拙いですが、ゼロベースより良いかもしれません。

でも、ご覧頂いた方の個性を持った表現に影響するかもしれませんので、次の点に注意してご覧下さい。

  1. 同じように貼付したから合格を取れるというものではないです。
  2. 真似てしまうことで、貴重なみなさんの個性表現が失われてはいけません。私の貼り付けイメージを覚えずに、正答例ではなく1つの回答例として捉えて下さい。
  3. 大切なのは皆さんの思いを表現できるか?です。表現したいという思いを持つことに注意を払って試験に臨んで下さい。

 

さて、貼り付けます。

※ 図形の大きさ、色などを忠実には再現せず作成した点はご容赦下さい。

 

図形貼付例(私の場合)

 

 

f:id:nob8:20161106231444p:plain

 

 

何かPC上の記録が送られていてはいけないので画面ダンプは取得せず、手元のメモ書きで残したので、右上の人型で用いた可能性のある三角形と、右下の家のようなもので使っているひし形が逆だったかもしれません。

最後の一手だけは多少投げやりだったので、メモも雑く十分な記録になっていませんでした。すみません。

 

私がこの貼付をした際にイメージしたものは何か?

「入社後に活躍している私」という問いに対して、私がイメージしたものは、「いろんな背景や思いを土台にして、仲間と目指す未来」です。

なぜ、このようなイメージを持ったのか?

  • 仲間と楽しく仕事をするのが好きだから
  • 個人の背景や思い、家庭環境などの個人的要素、それら全てを受け入れて仲間を理解するということは重要という思考
  • 仲間で同じベクトルで仕事をしたいという志向性

上記のような(実際の頭の中はもっと複雑ですが)自分の考え方から、イメージを描きました。

 

結果的には、このようなイメージはTALの複数のお題で共通して使える要素のような気がします。そして、このイメージだけでなく概ね似たようなお題が多いと感じられることからも、予めどういった図形貼付とするか準備しておく事が良いと思いました。私は実際、1つだけ案を準備して行いました。ただ、上記の貼付結果のうち半分程度しか準備していませんでしたが、それだけでも十分時間短縮になります。1から考えてないという点は、余裕を持って図形貼付に望む要素の1つになり得ます。

 

是非、事前に準備してリラックスして試験に臨んで下さい。

大切なのは、自分の思いを持つこと。持てばそれを限られた素材で表現するだけです。

 

もし、そういった強い思いが無ければ、、、

理想とする社会にいる自分の像を思い描いてみて下さい。

 

さあ、チャレンジしましょう!

TAL図形貼付を楽しもう!!!

転職エージェント比較 ~私の場合~

はじめに

おことわり:

本記事で記載している内容は、あくまでも私の経験上の比較結果です。定量評価ではなく定性的な評価であるため、私個人の志向性やエージェント個人の差によって全く異なる状況にもなり得ます。転職活動経験者1人分の体験結果としてShareします。

これを参考に、同じ人材紹介会社でもより良いOutputを引き出すよう調整頂ければと思います。企業の得意不得意はありますから、得意領域をどう引き出すのかは応募者である皆さんとビジネス側であるエージェントとのコミュニケーションで変わってくると思います。

私はエージェントにグイグイイク系ではないので、その点もふまえてご覧頂ければと思います。

 

言葉の補足:

ここで書いているセミナーとは、転職活動のコツを伝授するようなものを指しており、集合面接会のようなものを指しておりません。

 

f:id:nob8:20160827111057j:plain

エージェント比較

いきなりですが、私が人材紹介会社を使って経験したことを表にまとめました。

f:id:nob8:20160926112054p:plain

 

活用のアドバイ

以前、人材紹介会社について書きましたが、今回はより具体的な点について触れます。

nob8.hatenablog.com

 

私の経験から、まずリクルートキャリアに声をかけるのが無難と思います。セミナー等もありノウハウの蓄積がよくされているだけではなく、展開する意思があります。

次にパソナキャリアを競合として併用するのが良いと感じています。

 

個人的にはDodaはエージェントに頼らない前提で利用するのが良い使い方だと思いました。

Geeklyは、餌となる求人をぶら下げて集客しているようにも見えることから、次にお付き合いがある企業かというとそれは無いです。私とは志向がマッチしていなかったのかもしれません。第一線のプログラマあたりが適合しそうです。

 

さいごに

今回の記事は具体的な名称を入れたので、私が感じたことをベースに記載して仮説についての記載はしていません。必要最小限の記載にしたので、表を中心に活用のアドバイスをご覧頂いて読者の方にとって、1人の経験を垣間見るという形になればと思っています。

 

私は転職が決まりましたが、これから転職する人や活動中の人には、本Blogを参考に引き続きご健闘頂ければと願っています。皆が良い仕事で楽しめますように!

 

Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(2)

 前回はTALでは何を見ようとしているのか、その特徴や説明から紐解いてみました。 

nob8.hatenablog.com

 

今回からTALの図形貼付の貼付物から各要素をどう表現するかというテーマで進めていきます。

TALの図形貼付の貼付物から、知的能力的要素、社会・対人関係力的要素、自己制御的要素をどう汲み取っていくと考えられるのか?という考察から、そのヒントについて考えていければと思っています。

 

図形貼付はどういった問題か?

まずはどういった問題か知る必要があります。最も手っ取り早いのは画面イメージを確認することです。以下に3つのリンクを貼りました。1つ目の"製薬開発マンの就活ブログ"は私が転職活動で最も利用したBlogです。

ameblo.jp

 

konpan.com

 

びーばーの巣あな この検査はいったい???

 

上記のWebpageから画面イメージを理解頂きたいのですが、貼り付け先の右枠の状態と、どういった図形が出てくるのかについて意識して各Webpageをご覧下さい。可能であれば各図形がどのように操作できるのか?についても把握しましょう。

 

知的能力的要素

人間力戦略研究会が2003年4月10日に発表した"人間力戦略研究会報告書 : 若者に夢と目標を抱かせ、意欲を高める : ~信頼と連携の社会システム~"」では知的能力的要素について次のように説明していました。

「基礎学力(主に学校教育を通じて修得される基礎的な知的能力)」、「専門的な知識・ノウハウ」を持ち、自らそれを継続的に高めていく力。また、それらの上に応用 力として構築される「論理的思考力」、「創造力」などの知的能力的要素

出典:http://www5.cao.go.jp/keizai1/2004/ningenryoku/0410houkoku.pdf

論理的思考力

 1つは論理的な意味を感じさせる構成要素となっていることがポイントになると思います。1つ1つの図形に意味を持たせて相手に理解させることは、一般的に難しいです。例えば、三角形をおにぎりに見立てるのか、サンドウィッチに見立てるのか、トライアングルなのか、山なのか、矢印の先端なのか。単体図形では意味を見出すのは困難です。

意味は他の図形との組み合わせで持たせると捉えるのが妥当と思われます。そして、組み合わせた図形が何か意味を持つ構成であると捉えて、図形の組み合わせの配置や、図形の複数組み合わせで表現する意図が表現できるということになります。

その図形の組み合わせと、各組み合わせ同士の関係性がテーマに対してロジカルに説明できるものであるか?と捉えると問題理解としては十分かと思います。

基礎学力と専門的な知識・ノウハウ

基礎学力の本当に土台となる論理的思考は先の理解をふまえるとして、専門的な知識とノウハウについては、図形貼付で表現することは対象者が業種・職種の特定が無いことから困難と思います。そこにこだわりを持つ必要性は図形分析をする切り口から考えた時に、分析困難ということです。図形の組み合わせパターンから専門的な内容とマッチングすることは、分析結果に誤差を多く含ませる結果となり得ますし、分析結果の正確性に影響すると考えられるからです。

創造力

図形貼付は基本図形から論理的な意味を表現させるという点から、回答の量から創造力が測ることができる可能性があります。これは多くの図形を貼付すれば量をクリアできるということではありません。意味を持つ複数の図形の組み合わせがどの程度存在するか?という点で分析すれば創造力の測定に影響する可能性があるということです。

知的能力的要素のまとめ

図形貼付という観点で、知的能力的要素は論理的思考力をどう表現するかが主要な鍵となりそうです。意味を持つ複数の図形の組み合わせは自ずと複数発生してきますし、そこで複数の図形組み合わせを作る時に創造性が伴うと捉えられるとも考えられます。

基礎学力と専門的な知識・ノウハウは分析困難と思われるため、上記論理的表現に注意することで十分と思われます。

例えば丸と三角あるいは四角や円柱で人を表現したとし、他の図形の組み合わせとの間に矢印を入れたとしましょう。すると矢印とその両端にある図形の組み合わせに関係性が表現され、2つの組み合わせとあわせて大きな構成・意味・論理を表現できます。

 

図形から汲み取れる意味や表現は次のWebpageを参考にすると、イメージを膨らませる手助けとなるかと思います。

分かり易く、的を得た提案を行う為の、ビジュアル図解手法

 

以下の本には、図形とそこから付く能力が整理されてまとまっているようです。

論理力が身につく図形パズル70

論理力が身につく図形パズル70

 

Amazonで確認できる問題数?目次?のようなものを見るだけでも価値があります。

"立体の回転"に対して"可能性を算出する力を養う"と書かれてあります。TALの図形貼付も見落としがちと思うのですが、図形を回転できます。図形を違う角度で見るということで図形のもつ可能性・広がりを考えていると読み取ることが可能です。

 

以下4点をまずはポイントとして捉えましょう。

  • 意味の無い図形貼付とならないようにする。
    →テーマとは関係のないものを表現する結果にもなり得ます。
  • テーマから大きくイメージしたものを図形の組み合わせで表現する。
    →テーマに沿っていること、論理的な意味を持たせることが重要です。
  • 図形を自由に使って表現する。
    →図形貼付の画面左にある配置そのままの図形ではなく、90度回転させるなどして図形の可能性を十分に引き出しましょう。
  • 自分をそのまま表現する。
    →テーマに沿って回答する内容は自分の言葉で面接を行うのと同じで、自分の思いを伝えましょう。そこに必ず思考や論理が結果として伴うはずです。

 

次回は、社会・対人関係力的要素、その後、自己制御的要素について考えていき、最後に拙い私の例を参考として紹介していきたいと思います。

 

Web適性検査「TAL」の図形貼付を考える(1)

私がこれまで受験した適性検査で面白かったものが2つあります。1つはクリティカル・シンキング、もう1つはTALの図形貼付です。

 

クリティカル・シンキングは頭の体操やリフレッシュにちょうど良い問題で、MBAクリティカル・シンキングの本もなかなか楽しめました。 

nob8.hatenablog.com

 

もう1つのTALの図形貼付は正解の無い非常に曖昧な問題である一方ですが、返して言うならば研究する余地が十分にあり、かつ、自分なりの回答を創造できるとも言えるのではないかと期待しています。今回、このTALの特に図形貼付について考えていきたいと思います。

人事側から考察すると何かTALの正解に類似したものが導けそうですが、そうではなくTALの設計思想から考えていきたいと思います。

 

参考までに、以前に私がTALを受けた際の記事は次の2つです。

nob8.hatenablog.com

nob8.hatenablog.com

 

TALの特徴

TALは人総研が開発した新卒・キャリア採用適性検査で、Total Assessment Libraryを略したものです。アセスメントであることが特徴です。名称から考えるに、勉強してどうのこうのというものとは違うということが感じられると思います。

 

TALの特徴を考える

TALの特徴をどう捉えるべきか?

アセスメントであることから、それは自分の考えを定められた時間の中でうまく伝えられるか?という点に備えることが対策になる可能性があるということでもあります。

 

アセスメントということは?

 

アセスメントとは

ある事象を客観的に評価することを言う。特に人材領域におけるアセスメントは「人材アセスメント(Human Assessment)」と呼び、組織体の中で人材を配置/育成並びに登用するに当たって、その人物の適性を客観的に事前評価することをさす。
評価に当たっては客観的な評価基準を設定し(行動、言動、態度など)それらが基準を満たしているかといった観点で評価を行う。

出典:

kotobank.jp

 

コトバンクから抜粋しましたが、定量評価を行い、満たしているか否か?がポイントになりそうです。 

 

人総研の説明には、特徴の1つとして以下の記載をしています。

脳科学+図形式検査が、受検者本来の『人間力』を測定します。
最新の脳科学の研究成果と20年に及ぶ現場の知見により、潜在的人間力が把握可能です。

出典:www.jinsoken.jp

 

では、人間力とは?

人間力 - Wikipediaに記載のある「人間力戦略研究会が2003年4月10日に発表した"人間力戦略研究会報告書 : 若者に夢と目標を抱かせ、意欲を高める : ~信頼と連携の社会システム~"」には、人間力の定義として以下の記載があります。

人間力の定義

人間力に関する確立された定義は必ずしもないが、本報告では、「社会を構成し運営 するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」と定 義したい。

・ 具体的には、人間力をその構成要素に着目するならば、

 

  1. 「基礎学力(主に学校教育を通じて修得される基礎的な知的能力)」、「専門的な知 識・ノウハウ」を持ち、自らそれを継続的に高めていく力。また、それらの上に応用 力として構築される「論理的思考力」、「創造力」などの知的能力的要素
  2. 「コミュニケーションスキル」、「リーダーシップ」、「公共心」、「規範意識」や「他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力」などの社会・対人関係力的要素
  3. これらの要素を十分に発揮するための「意欲」、「忍耐力」や「自分らしい生き方や成功を追求する力」などの自己制御的要素などがあげられ、これらを総合的にバランス良く高めることが、人間力を高めることと言えよう。

 

出典:http://www5.cao.go.jp/keizai1/2004/ningenryoku/0410houkoku.pdf
※ 原文は項番1,2,3が①, ②, ③となっている。 

 

図形貼付で表現できると考えられるのは

2項目目の1にある「論理的思考力」、「創造力」、2の社会・対人関係力的要素は容易に想像ができる。3については図形を構成する意図から汲み取ることが可能ではないかと思うのです。

 

まとめ

TALの説明を噛み砕くと知的能力的要素、社会・対人関係力的要素、自己制御的要素それぞれの土台を、受験者の創造的結果物から汲み取るものではないかと考えられます。

次回から、TALの図形貼付の貼付物から各要素をどう表現するか考えていきたいと思います。

 

転職活動を終えることにしました。そこで振り返って思うこと。(3)

このタイトルでこれまで2回、以下のようなテーマで私の経験をShareさせて頂きました。

  1. Agentをどう使うべきか?
    nob8.hatenablog.com
  2. 転職サイトをどう使うべきか?
    nob8.hatenablog.com

 

今回第3弾は"知人のつながりはどのタイミングで活かすべきか?"というテーマでお伝えしたいと思います。

 

知人のつながりはどのタイミングで活かすべきか?

知人のつながりがもたらすもの  

大抵の場合、知人が自社を紹介するという行為をする以上、知人は自分のことを良い人財だとして自社へ報告するのだと思います。知人のお墨付きということですね。

そのため、知人は社内で深く応募者のことを聞かれる可能性がありますし、紹介した者として責任追及はされなくても、そういった目で見られる可能性は出てくるでしょう。何かあった時はフォローをする等を会社から期待されると思います。

それらの結果、内定にかなり近い結果が期待できる選考となる可能性があります。

応募者はそれを踏まえて努力する必要もありますし、それが人の繋がりを大切にするということでもあると思います。

それだけに、誘いに乗ってお願いしたものの、最終的にお断りするという展開が可能とはいえ現実的には難しいと思います。

上記をふまえて知人のつながりを活かす必要があるのです。

 

どのタイミングが良いのか?

知人のつながりは、決まったら入社を前提として活かすこととなるため、それが自分の中で納得いかなければ活用しないのが良いと思います。納得いく時が活かせるタイミングです。

私の場合は、退職の話を周囲にした時にいくつかの話を頂いたのですが、「基本的に自力で探し、どうしようもなくなったらお願いしたい」ということを伝えて転職活動をしました。

すぐにでも働かなくてはならないという背景があれば、すぐ依頼したかもしれませんがそうではなかったのと、転職の背景からまずは自力という方針で進めました。

 

転職の背景にはどういうものが想定されるでしょうか。

 

切迫した背景がある場合:

  • 自分に養うべき家族がある
  • 自力で転職することが実現できる可能性が低い
  • 貯蓄が無い(自己都合退職だと雇用保険の給付を貰えるまでに待機期間があるので注意)
  • ローンが多い
  • 家族で働くのが自分1人だけ

 切迫した背景が無い場合:

  • 共働きである
  • ローンが無い
  • 貯蓄に余裕がある

こういったケースが考えられます。

 

総合的に切迫している場合は、一定期間決めて(1か月など)超えたらお願いするという手もあります。切迫の程度が軽ければ、余裕を持ってじっくり転職先を探し最後の転職先を見つけるというのも作戦だと思います。ただ、ある程度の目途があると良いです。できるだけ、余裕がある人も無い人と同様に計画・管理をしっかり行いましょう。

中だるみや労働意欲が低下することだけは絶対に避けたほうが、自分の人生のためだと思います。

切迫していない場合は、長いブランクができることで再就職する際の障壁になりうるので、半年程度を目安に決める方向で動くのが良いと思います。ブランクは在職が終わってからで換算するので、在職中に活動を始めた期間は除いて考えましょう。

 

在職中に転職活動する場合は知人の紹介は最終手段という形でも十分だと思いますが、どうしても早期に退職したい場合は、知人を頼って早期に退職を決めるのも手だと思います。

在職中の場合は、選択肢の幅は広いと思います。どちらかというと余裕があると思いますので、できれば次を決めてから退職することを勧めます。これは私が退職してから探した結果からのお勧めです。退職を先に行うことで抱えるリスクは多く、何かとお金が出ていきます。健保・国保、税金などは在職中の年収で金額が決まるため、私は正直なところ苦労しました。凄い勢いで出費がかさみました。自己都合での退職ということで、雇用保険の給付を貰えるまでの待機期間は完全に収入ゼロ。節約しても健保・国保、税金の金額は全く下がりませんから。。。そういった観点で、退職したいタイミングまでに次の仕事が見つからなければ知人を頼るという選択もあると思います。

 

正直なところ、何か表でタイミングを図示できるものではなく、自分のライフステージや、貯蓄、家庭環境など多くの切り口で状況を見定める必要があります。奥様がいらっしゃる場合は、奥様とも必ず話をしましょう。奥様にフォロー頂く場面も出てくるはずです。子供がいらっしゃる場合は保育園を退園になる可能性もありますので、これは要注意です。事前の行政に関連した下調べも欠かせません。

そういった諸条件を背景として適したタイミングを選びましょう。

 

まとめ

私は先に退職しました。これによってじっくり自己を見つめ、自分の本質を掘り下げることができました。普段、激務で家にいる時は風呂・寝る・朝食だけという人には、なんとかして自己を見つめる時間の確保を定期的に行うことを強くお勧めします。

もしかしたら転職せずとも社内の異動で事足りるかもしれませんし、我慢せず社内で多少のわがままを言わせて貰って改善することもあります。

嫌なことがあって転職を考えたら、転職の前に腹をくくって一度嫌なことをはじき返すのも大切です。結果、転職することもなく、状況か好転して転職が不要になるかもしれません。

私は長く働いて転職しました。活動して思ったのは、長く働くということの貴重さです。もったいないと良く言われました。確かにそうだと思います。

私は転職することで小さな夢が1つ達成されます。これで目先の夢が全て達成です。

するとその次の夢を見ることができます。描くことができます。

 

転職活動で夢を語る人は殆どいないかもしれませんが、私は語ってきました。夢が無いと苦しい時に何が自分をモチベートするでしょうか。奥さん、彼女、子供?それは多少間接的かもしれません。自分自身のことについて何かモチベートするものを持ち合わせている人は強いと思います。少々のことに耐えられます。

夢を大切にして、自分の短期のゴールを明確にして、小さい1歩を確実にしましょう!

それが全て成功とするためのコツで、転職もその1つだと思います。

 

拙いメッセージですが、私から皆さんが楽しく働くために。

 

機械系志望の皆さん!是非、生の声をお聞きください!

これって業界真っ只中にいる生の声じゃん!!!

 

と、思ったので紹介します。

私がいつも拝見している東さんのBlogです。先週の記事ですが、私が外出していて紹介が遅くなってしまいました。

 

機械系で開発希望、エリアは中部という方は是非ご覧下さい!

news01.hatenablog.com

 

こういったお話しが沢山聴けるようになるといいですね!

 

来年2017年度の就職活動スケジュールは変更せず。だから努力で備えよう!

ちょっとネタが古くなってしまったが、2016/9/12のNHKニュース7で、経団連 榊原会長より就職活動のスケジュールについて、来年度は変更せずと表明したと報道があった。

 

8月の調整に関する記事:

www.nikkei.com

今回の"スケジュール変更無し"に関する記事:

www.nikkei.com

www.nikkei.com

 

会社説明会は大学3年の3月に、採用面接は大学4年の6月に解禁する方針だ。

再来年以降は再検討し、来年春までに公表するとのこと。

 

ところで、、、

TV等のマスメディアから、就活で疲弊するとか、勉強する時間が確保できないとか言われているが、しっかり努力をしてきた者からそういったコメントを強いメッセージで言われた記憶が無い。周囲で最も優秀な学生を見てどうだろうか?

 

ある学生は、3月末には研究成果を冊子にまとめ、助成下さった省庁に報告を終えなくてはならなかった。そんな状況で、平行して毎月のように学会や研究会で発表をする。ということは毎月発表の内容に何らかの新しい成果が必要になる。もちろん授業もあるし、アルバイトもある。殆どの時間を研究室で過ごすのだ。忙しい学生はこんな生活だろう。私と同じ研究室にいた優秀な学生がまさにそうだった。

時には、脳ミソが一線を越えた世界に入りそうになり、現世に留まる内面の闘いを経験することもあるだろう。というか、似たような研究どっぷりの学生はこんなもんだ。私が在籍していた大学には殆どいないが、ゴロゴロいる大学だってある。

 

恐らく、昔も今も変わらないのは、しっかり研究を行うなど勉強をして結果を出してきた者は就活で苦労をしない可能性が高いということだ。実際に、企業から直接オファーが来るという話を聞いたし、自分もそうだった。入社後、同期から同様な話を聞くこともあった。

 

人が欲しいと思うほど努力をし、結果を出すことが必ずできるわけではない。ただ、そのチャンスを掴む可能性が高い学生は、周囲から努力を認めて貰っている。起業した友人から声がかかったりする人なんかは努力をしている人だ。

 

努力はチャンスを呼び込む。大きな努力はチャンスを掴みやすくし、誰にも負けない努力は自分を際立たせる。

 

今、就活を終えて安心している学生は、安心して卒論・Paper(M2はFull Paperでしょう)に没頭して欲しい。良い研究は就職ご、転職の時にも評価されることがある。私は40歳を超えて転職活動する際にも研究結果をプラス材料にできた。大学3年生は就活までに研究の下ごしらえを終えていると良いだろうし、M1はしっかり学会発表を始めていると良い。

努力は就活の中で重要な素材(ネタ)になる。

くれぐれも就活にだけ努力するということだけは避けて欲しい。